
創価学会の信仰を実践するための重要な儀式の一つに「勤行(ごんぎょう)」があります。
勤行ついて詳しく説明していきます。
「勤行」とは?
勤行は、仏教の教えを生活に取り入れ、心を整えるための時間です。
朝と晩に、御本尊に向かい、法華経の方便品と寿量品を読み、「南無妙法蓮華経」の題目を唱える「勤行」を行います。
また、特に題目を唱えることを「唱題」といいます。
この「勤行」こそが、日々の生活のリズムの根幹であり、幸福への源泉と考えられています。
それでは基本的な用語について解説していきます。
御本尊
創価学会の信仰の中心となる仏像や掛け軸で、「南無妙法蓮華経」と刻まれています。仏壇に祀られ、勤行の際に向かう対象となります。
勤行の要素
- 読経(どきょう):仏教経典の一部を声に出して朗読することです。創価学会では特に「妙法蓮華経」を読み上げます。
- 唱題(しょうだい):「南無妙法蓮華経」を繰り返し唱えることです。
- 祈り:自分や他者の幸福、健康、成功を願うことです。
- 瞑想:目を閉じて心を静かにし、内省する時間です。
法華経とその章
- 法華経(ほけきょう):日蓮仏教の教義の中心的な経典です。
- 方便品(ほうべんぼん):法華経の第2章。仏が衆生の理解に応じて様々な教えを説くことを述べています。
- 寿量品(じゅりょうほん):法華経の第16章。釈迦牟尼仏の永遠の命と、常に人々を見守り続ける仏の存在について説いています。
いかがでしたか?
他にも細かいところはありますが、基本的には勤行を中心として生活しています。
皆様も勤行に勤しみ、生活を豊かにしましょう!