本日は田原 総一郎さんが執筆した「創価学会(毎日文庫)」について、ご紹介していきたいと思います。

田原総一朗さんが2022年に執筆

田原総一朗さんは、主にテレビ朝日の「朝まで生テレビ!」での活躍で広く知られていますね。
ジャーナリスト、コメンテーター、作家など肩書は多数あり、テレビやラジオで政治や経済、社会問題に対して鋭いコメントや議論をリードする姿は印象的です。
本書では創価学会の歴史、思想、影響力、およびその政治的・社会的な側面について深く掘り下げています。
学会の歴史や活動、影響力について詳しく解説
記載されて内容は下記の通りです。
- 創価学会の誕生と初期の歴史:1930年代から1940年代にかけての創価学会の設立と初期の発展について。
- 創価教育学会から「創価学会」への変遷:創価教育学会の設立とその後の発展について。
- 戸田城聖と創価学会第2代会長就任:戸田城聖が創価学会の第2代会長に就任した経緯とその影響。
- 組織の大再編と折伏大行進:創価学会の組織再編と大規模な布教活動について。
- 政界進出への理念:創価学会が政治に進出する理念とその背景。
- 池田大作の会長就任とその影響:池田大作が創価学会の第3代会長に就任した経緯とその影響。
- 宗教団体を支持母体とする政党の誕生:創価学会が支持母体となる政党の誕生とその影響。
- 創立以来の窮地:創価学会が直面した様々な困難とそれを乗り越えた経緯。
- 公明党の連立政権参加とその舞台裏:公明党が連立政権に参加した経緯とその裏話。
- 世界宗教への道程と挑戦:創価学会が世界宗教としてどのように挑戦しているか。
- 原田稔会長に聞く:創価学会の現会長である原田稔氏へのインタビュー。
多くの困難と克服した歴史
創価学会の創立者である牧口常三郎先生は戦時中の弾圧にも屈せず、教育の重要性を説いた彼の信念と行動は、現在の私たちにとっても非常に啓示的です。彼が提唱した「創価教育学」は、子どもたちの人格形成を重視し、社会全体の発展に寄与するものであり、この理念は今なお私たちの活動の基盤となっています。
戸田先生が第2代会長として創価学会を再編し、戦後の混乱期において多くの人々に希望を与えたことは、私たちの歴史の中で非常に重要な転機でした。彼の指導のもとでの折伏大行進は、会員一人ひとりの努力と団結の象徴であり、そのエネルギーと情熱が今の私たちにも受け継がれていると感じました。
さらに、池田大作名誉会長の国際的な活動とその影響力についても深く考えさせられました。
池田会長が築き上げた国際友好のネットワークや、教育・文化分野での多大な貢献は、創価学会の理念が世界中で広がっている証です。
彼のリーダーシップのもとで、創価学会が世界宗教として発展し続けていることに誇りを感じました。
本書を通じて、改めて創価学会が直面した多くの困難とそれを克服してきた歴史を再確認することができました。
そして、これからも信仰と団結の力を持って、さらなる発展を目指していくべきだと強く感じました。
皆様も是非読んでみてください。